【砺波市】解体工事の費用を抑えるポイントとは？

各業者へ解体工事の見積もりを依頼すると、費用が大幅に異なり疑問を感じるかもしれません。解体工事の費用設定は下記5つの要素で変動しますので、ポイントを踏まえた業者選択が重要です。

施工条件

解体工事は施工条件によって費用が増減します。具体的には、都市部や住宅密集地は解体工事や廃棄物の処理に手間がかかったり近隣に配慮した工事が求められたりしますので、費用も高めの設定です。

施工条件は変えられない要素のため、複数の業者に見積もりを依頼し、最も安価かつ信頼できる業者を選定します。

業者における重機の有無

業者が必要重機を保有しているかも費用変動の一因です。業者が独自で重機を持っている場合、リース費用が発生しないため解体工事にかかる費用を抑えられます。

一方、都市部かつ重機のリースを受けて解体工事を行う業者の場合、相対的に解体工事費用がかさみます。費用を抑えて解体工事を依頼する場合は、見積もりの際に重機保有の有無を確認してください。

リサイクル廃材の有無

解体工事の際に出た廃材にリサイクル廃材が含まれている場合は、廃棄費用を削減できますので、工事費用を抑えられます。かつては、ミンチ解体（廃棄物をひとまとめに取り壊す解体方法）が主流でした。しかし、近年は環境維持の観点から建築リサイクル法が整備され、再利用可能なものと廃棄するものの分別処理が強く求められます。

リサイクル廃材は、ほかの廃材と比べて処理がしやすく、再生資源として扱われますので、解体工事の費用削減が可能です。

鉄筋造の有無

解体時にコンクリート部分がある場合は費用がかさみます。木造に比べコンクリートは丈夫な反面、壊しにくく重機が必要なため工事費用に大きく影響するのです。

鉄筋造の自宅を解体する場合は、補助金を活用したり残置物をご自身で処理したりすることで、費用を削減できます。

解体工事以外の作業

解体工事は家屋を取り壊すだけでなく、石垣を撤去したり大型家具を撤去したりするなど、付属工事が発生します。

費用を少しでも抑えたいとお考えでしたら、家具家電の処理を自分で行ったり、複数の業者に見積もりを依頼したりして、できるだけ安い業者を選定してください。

富山県砺波市では家屋の解体工事に補助金の活用も検討できる

家屋の解体工事は百万円以上かかることから、費用の捻出に悩む方は少なくありません。各自治体では家屋の解体工事に補助金を設けていますので、ぜひ活用してください。

富山県砺波市では、独自に「砺波市空き家再生等推進事業補助金」の制度を設けており、“空き家の解体後に地域活性に貢献できる建物を建築する場合”に活用可能です。申請に期限は設けられていませんので、砺波市で解体工事を検討する際には砺波市市民生活課に確認してください。